境内案内

端麗な美しさを見せる本堂

 石畳の参道を進むと端麗な美しさを見せる本堂が目に入ってきます。本堂は後水尾上皇の勅建により、京都御所の清涼殿を移築したという桃山時代建築で、国指定の重要文化財であります。

 古くは法相宗にて、鎌倉時代には天台宗となり山内には九十数坊を擁しましたが元亀の戦火を罹災するも、江戸時代には臨済宗に転じ、現在は黄檗宗へと改宗の歴史をみます。

 境内には山門、本堂、禅堂、鐘楼、経蔵、開山堂が建ち、特に鐘楼に代わって鼓楼を備えて唐風の様相をみせます。

 正面には端正な桧皮葺本堂、左右の庭は綺麗に掃き定められて禅道場の厳しさをみせています。

本堂

本堂 桃山時代の建築であった京都御所の一棟を江戸初期に移したもので、檜皮葺の屋根の流れは実に美しく、随所に桃山建築の粋を凝らした跡が見られる建築の第一級品で、国指定の重要文化財です。

木造千手観音及び脇寺不動明王と毘沙門天像

kannon.jpg 正明寺厨子(国指定の重要文化財)に納められている本尊千手観音立像および両脇侍は秘仏です。

 脇侍は毘沙門天と不動明王で天台系の名残りをとどめ、三体の仏像ともに鎌倉時代の逸品で国指定の重要文化財です。

大日如来像

nyorai.jpg 禅堂の主尊である金剛界の大日如来像(県指定文化財)も本尊と同時期である鎌倉時代の名品であり、共に古い寺の歴史を証明してくれます。

 左に聖徳太子像、

  右に達磨大師座像。